プーチン大統領と習近平国家主席、キルギスで首脳会談…両国の協力強化へ

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と中国の習近平国家主席は、上海協力機構(SCO)首脳会議が開かれたキルギスのビシュケクで2国間会談を行い、両国の協力をさらに強化していく考えを確認した。
8月31日(現地時間)、AFP通信など海外メディアは、習国家主席がプーチン大統領と会談し、「両国関係はさらに強固になり、今後の展望も一段と明るい」としたうえで、「国際秩序の不確実性と予測不可能性が著しく高まっている」と述べたと報じた。これに対し、プーチン大統領も「両国の協力はあらゆる分野で順調に発展している」と明言した。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、両首脳がウクライナ戦争について「ごく簡単に触れた程度だった」と説明した。西側諸国は中国に対し、ロシアへの影響力を行使して戦争を終結させるよう圧力をかけてきたが、4年半以上続く戦争の影響で、ロシア経済の対中依存度はさらに深まっている。
今年で発足25周年を迎えたSCOは、西側主導の国際秩序に対抗する多国間の安全保障・経済協力枠組みだ。今回の会議には、イランのマスウード・ペゼシュキヤーン大統領、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、インドのナレンドラ・モディ首相、パキスタンのシャバーズ・シャリフ首相など、主要国の首脳が多数出席した。
とりわけ今回の首脳会議は、ロシアによるウクライナ侵攻が4年半にわたって続き、米国とイランの戦争が勃発してから6カ月が経過した時期に開かれたことから、国際社会の関心を集めている。
今回の会談は、ジョン・ラトクリフ米中央情報局(CIA)長官が先ごろロシアを電撃訪問し、ウクライナとイラン情勢について協議したと報じられた直後に開かれたことでも注目されている。
米国とイランの間で1カ月ぶりに交戦があった後、ペゼシュキヤーン大統領はモディ首相に対し、「われわれは合意と理解への道を模索するため、引き続き努力している。戦争を続けることは、われわれの国益にも、地域の利益にもかなわないと考えている」と述べた。



